- ポモドーロテクニックの内容
- ポモドーロテクニックを成功させるコツ
- ポモドーロテクニックでやりがちな失敗

ポモドーロテクニックを聞いたことがありますか?
ポモドーロテクニックはクリエイター界で有名な作業効率を上げる裏技なんですが、「うまくいかない」人もそこそこいるみたいです。
今回は私がポモドーロテクニックを試してみてわかったコツと失敗談について解説します!
目次
ポモドーロテクニックとは?
コツを解説する前に「そもそもポモドーロテクニックってなんなの?」という疑問に答えます。
ポモドーロテクニックのやり方
ポモドーロテクニックは作業効率の向上を図る集中法で、
25分の作業と5分の休憩を交互に行います。
- 25分の作業を行う
- 5分の休憩をとる
- ①と②のセットを繰り返す
- セットを4回繰り返したら20分の休憩をとる
これだけです。
めっちゃカンタンですよね!

ポモドーロテクニックの利点
ポモドーロテクニックの利点はこちら!
- 適度な休憩により疲れることなく作業できる
- 短い時間に集中するトレーニングになる
- ツァイガルニク効果によってやる気が高まる
ポモドーロテクニックはこまめに休憩を挟むので、常に集中した状態で作業を完了することができます。
人間の集中力はどうも長続きしないようになっているらしいのですが、このテクニックでは集中力が長続きしない問題を解決しているんですね。
またポモドーロテクニックでは25分の集中を何度も繰り返すので、集中モードへの移行トレーニングになります。
このテクニックを始めて、たった1週間で集中力の向上を感じたほどです。
「ツァイガルニク効果」と呼ばれる「早く続きをやりたい!」という心理現象も取り入れているので、モチベーションも高まります。
集中力に悩みを抱えている方にはオススメですよ!
ポモドーロテクニックを成功させるコツ
「25分の作業と5分の休憩を繰り返すだけ!」とはいっても、コツは知りたいですよね。
ポモドーロテクニックを成功させるコツは次の3点あります。
- 作業前にその内容を決めておく
- 5分の休憩中に作業をしない
- 休憩中の行動をルーティン化する
①作業前にその内容を決めておく
1つ目のコツは作業を開始する前にその内容をすべて決めておくことです。
ポモドーロテクニックでは25分の作業時間中にどれだけ集中できるかが大きな鍵となります。
作業中に「次何しようかな?」なんて考えてたら、集中が途切れてしまいますよね。
25分の間は作業のことだけを考えるために、「なんの作業をするのか」とか、「どの順番で作業をするのか」といった余計な考えごとは、このテクニックを開始する前にすべて決めておくのがベストです。
②5分の休憩中に作業をしない
次のコツは5分休憩の間には決して作業をしないことです。
ポモドーロテクニックが作業効率を向上させることができるのは、こまめな休憩によるところが大きいです。
それなのに休憩時間中にも作業を続けてたら、十分な効果は得られません。
これじゃなんのためのポモドーロテクニックなのかわかりませんよね。
実際に「ポモドーロテクニックはうまくいかなかった」という人たちの多くは、キリの良いところで休憩に入ろうとして、タイマーが鳴っても作業をやめません。
ポモドーロテクニックを成功させたいのなら、中途半端な状態で25分のタイマーが鳴ったとしても、すぐに作業を中断して休憩に入りましょう。
③休憩中の行動をルーティン化する
最後のコツは毎回の5分休憩で同じ行動をとるようにすることです。
完全に同じようにするのは難しいので、出来る限りで構いません。
私は休憩時間中には必ず「階段の上り下り」や「ストレッチ」などの体を動かす行動を行っています。
ほかにも効果のありそうなルーティンとしては「雑務」や「飲み物の補充」、「瞑想」が挙げられるでしょう。
休憩時間に毎回同じ行動をとるようにすることで、作業と休憩のメリハリがついて、集中力に繋がります。
このように休憩時間の使い方を考えておくと、十分な成果をあげられますよ!
ポモドーロテクニックの失敗談
ここからは私がポモドーロテクニックで失敗したことについて話します。
失敗談は大きくわけて2つあります。
- スマホのタイマーで時間を計った
- 25分の間に作業を中断してしまった
①スマホのタイマーで時間を計った
1つ目の失敗談は25分や5分を計るときに、スマートフォンのタイマーアプリを使ったことです。
「これの何がいけなかったの?」と思う方もおられるかもしれません。
この敗因は時間を設定するたびに、メールや各種SNSを開いてしまうことにあります。
スマホを開いて通知が目に入ると、確認せざるを得ません。
すると「なんて返事しようかな」「予定をどうしようか」などの作業に関係ない話で頭がいっぱいになってしまうんです。
ポモドーロテクニックを行っている最中は、可能な限りネット断ちをして、余計な情報が頭に入ってこないようにするべきだと私は学びました。

②25分の間に作業を中断してしまった
2つ目の失敗談は25分の作業タイム中に、連絡がきて、作業を中断してしまったことです。
これは1つ目の失敗談に通じる話でもあります。
ポモドーロテクニックにおける25分や5分は、集中力の周期を考慮した時間配分です。
それにも関わらず私は、作業開始から10分ほど経った辺りで知り合いから連絡がきたので、タイマーを一旦止めて連絡に対応し、それからタイマーをONにして続きの15分を開始したんです。
すると当然、まともに集中できませんでした。
先ほどの会話の内容が頭にこべりついてしまっていたからです。
ポモドーロテクニックを行う際には、スマホ類の電源はOFFにして、くれぐれも25分間を中断しないようにしてくださいね。
まとめ:ポモドーロテクニックのコツ
- 作業前にその内容を決めておく
- 5分の休憩中に作業をしない
- 休憩中の行動をルーティン化する
ポモドーロテクニックは
方にはぜひ試してほしい集中法です。
私の失敗談を参考にして、ポモドーロテクニックを実践してみてくださいね!