- ポジティブシンキングの仕組み
- ポジティブシンキングを身に付ける際の過ち
- ポジティブシンキング正しい方法

「もし失敗したらどうしよう。。。」
「ひょっとしたら自分はおかしいかも」
「ネガティブな自分が嫌だ」
この記事を読んでいるあなたはネガティブな発想にとらわれていると思います。
ネガティブな人間からしたら「ポジティブシンキングができるようになりたい!」と考えるのは自然なことです。
しかし残念なことに、ポジティブシンキングに対する想い自体がポジティブシンキングへの障害になる危険性があります。
今回は、元ネガティブの視点から、正しくポジティブシンキングを身に付ける方法について解説します!

目次
ポジティブシンキングの過ち
ここからは「ポジティブシンキングを身に付けようとするときに、やってしまいがちな過ち」について解説します。
ポジティブ&ネガティブの仕組み
そもそも、なんで「ポジティブな人」と「ネガティブな人」がいるんでしょうか?
その答えは、ポジティブとネガティブでは脳の働きが異なる点にあります。
脳には「側坐核(そくざかく)」「偏桃体(へんとうたい)」と呼ばれる部位があります。
「側坐核」はポジティブなこと、「偏桃体」はネガティブなことに反応する部位です。
- 「側坐核」→「楽しい!」などのポジティブなことに反応
- 「偏桃体」→「怖い!」などのネガティブなことに反応
つまり、「ポジティブな人」は「側坐核」が発達していて、「ネガティブな人」は「偏桃体」が発達しているんです。
「ネガティブな人」がいきなり「ポジティブな人」の真似をしようとうまくいかないのは、脳の発達が違うからなんですね。

過ち:ポジティブシンキングへの固執
また「ネガティブな人」はポジティブシンキングに固執しがちです。
想像してください。
あなたは今、仕事に失敗して「またやってしまった。。。」と落ち込んでいます。
しかし、以前ネットで「ポジティブシンキングは大事!」だという話を読んだので、ポジティブシンキングに挑戦します。
するとあなたはどうするでしょうか?
きっと「ポジティブにならなきゃ」とか「ネガティブになってはダメだ」とか、考えちゃうんじゃないでしょうか?
この考え方自体が、ネガティブなことですよね。
このように「ネガティブな人」はポジティブシンキングに固執するあまりポジティブシンキングから遠ざかってしまうことが多いです。
「じゃあどうしたらいいの!?」
と思うでしょうが、ポジティブシンキングを身に付ける方法はあるので安心してくださいね。

ポジティブシンキングになる方法
ネガティブな人向けの「ポジティブシンキングを身に付ける方法」は次の2つです。
- ネガティブシンキングを認める
- ポジティブワードを使う
①ネガティブシンキングを認める
1つ目の方法はネガティブシンキングを認めることです。
「え、ネガティブのままでいいの?」
と思われるかもしれません。
ここで大事なのは「ネガティブはダメだ」というネガティブな考えを防ぐことです。
むりにポジティブを目指すのではなく、
ネガティブな自分を受け入れる。
何か大きな失敗をしても「今の自分は落ち込んでるな」とネガティブな自分を客観的に観察してみてください。
ポジティブシンキングとは「前向きな思考法」のこと。
ネガティブな自分を受け入れ、客観的にみれるようになれば、それは立派に前を向けている証拠ですよ!
②ポジティブワードを使う
2つ目の方法はポジティブワードを使うことです。
ポジティブワードの例はこちら!
- 素晴らしい
- 素敵
- 最高
- 好き
- 幸せ
- ありがとう
- 楽しみ
難しい言葉は何もないですよね!
小学生でも使えるカンタンな言葉ばかりです!
ポジティブワードの条件は
- カンタン
- 明るくなれる
この2つです。
どの言葉も安直なので「こどもっぽい」と思われるかもしれませんが、1度声にだしてみてください。
心が晴れる感覚がありませんか?
こどもっぽくてもいいんです。
大事なのは「子どもみたいにはしゃぐこと」なんですから。
「今日は良い天気だね!」
「君のアイデアは最高だ!」
「毎日幸せだなぁ」
ポジティブワードは簡単かつ単純に心を前向きにする方法です。
「ネガティブな言葉を使わない」のは難しいので、ポジティブな言葉で上塗りしちゃいましょう!

ポジティブシンキングになる方法:まとめ
- ネガティブシンキングを認める
- ポジティブワードを使う
ネガティブ脳にとってのポジティブシンキングは、夢のまた夢って感じがしますよね。
しかし、ネガティブでもポジティブシンキングは可能です。
そこで大事なのは「ネガティブな自分を、ネガティブなまま愛すること」。
ネガティブも個性の1つだと捉えて、いい意味で諦めると世界は広がります。
あなたもぜひポジティブシンキングを身に付けて明るい人生を送りましょう!