発想の転換を促す『転用思考』のススメ。

この記事を読むべき人
  • 発想力を鍛えたい
  • 意図して「発想の転換」を行いたい
  • 「転用思考」が何なのか知りたい
まっち
こんにちは。まっち(@matched_ch)です。

あなたは発想力がありますか?

発想力がない人にとって「発想の転換」ができる人はとても羨ましいですよね。

意図的に「発想の転換」をできる人は、常識に囚われない発想ができるので、当然ながら発想力も高いです。

私は元々あまり発想力がありませんでしたが、「転用」という思考方法を知ることで、いろんな発想ができるようになりました。

以下は私のツイートです。

このツイートの内容は、発想の転換を狙ったものです。

今回の記事では、発想の転換を促すのに最適な「転用思考」について解説します。

発想の転換に必要なこと

「発想の転換」には「転用思考」が大事

「発想の転換」とは、

考えやものの見方の角度を変えること、別の観点から見ること、あるいは新しい見方をする


発想の転換の意味や使い方 Weblio辞書

を意味します。

漫画やドラマでは「こんなときどうすれば。。。」という行き詰った場面で、誰かが「発想の転換」を起こして問題を解決することがよくありますよね。

文化祭でのアイデア出しや会社での企画立案など、社会生活においても「発想の転換」が起こせると、こんな嬉しいことがあります↓

「発想の転換」によるメリット
  1. アイデアの幅が広がり信頼してもらえる
  2. 意外なアイデアで周りを感嘆させられる

そしてこの「発想の転換」を意図的に起こすために必要なのが「転用思考」なんです。

発想の転換の例①

「転用思考」の説明の前に「発想の転換」の例を2つほど見てみましょう。

最初の例は私が以前ツイートしたものです。

この私の例では「『存在』しないことを証明するのは難しい」という数学における話を、実生活に応用しています。

一見「数学の世界」と「現実世界」は繋がりがなさそうですけど、「数学的事実」から「人生の教訓」を得られたのがこの例です。

発想の転換の例②

2つ目の例は、前田裕二さんが立ち上げた「SHOWROOM」というサービスの成り立ちです。

「SWOWROOM」はこのようなサービスです。


『仮想ライブ空間
』をキャッチコピーとするSHOWROOMは、アイドルやタレントがライブ配信して視聴者とコミュニケーションを楽しむWebサイトとして2013年11月25日にサービスを開始した。配信画面もライブステージをイメージしたレイアウトや演出が施されている。(中略)

2014年9月13日からは、会員登録した全ての一般ユーザーが自由に配信可能となり、加えて、配信者の貢献度に応じてSHOWROOM全体の売上から金銭を分配する制度も導入された


視聴者の姿は配信画面上にアバターで可視化されており、配信者に対するコメントや『ギフティング(ギフトアイテムを投げる)』によって配信を賑やかせることができる。ギフトアイテムには無料のものと有料(アイテム課金)のものが存在する。

SHOWROOM (ストリーミングサービス)

この「SHOWROOM」の起源は前田さんの過去にあります。

前田さんは早くしてご両親が亡くなった関係で、小学生の頃から路上でギターの弾き語りをされていたそうです。

そのときに得た経験が「仲良くなるとよりお金がもらえる」というものでした。

前田さんはそこから「人は絆にお金を払う」ことを学び、「路上ライブのような仕組みをネット上に作ったらどうだろう?」と考え、「SHOWROOM」の立案に至ったみたいです。

転用思考のススメ

「転用思考」はどんなものなの?

以上2つの例はどちらも、ある事実から学んだことを膨らませ、関係のなさそうな新たな考えへと昇華しています。

こうした思考のことを私は「転用思考」と呼んでいます。

転用思考は、事実から得たことを膨らませてあらゆることに応用するので、「発想の転換」が自然と生まれるんです。

転用思考の流れ

転用思考は3つのステップに分かれています。

転用思考3つのステップ
  1. 具体的な事実を得る
  2. その事実を抽象化する
  3. 新しいことに転用する

言葉で説明するだけでは難しいので、先述した2つの例をもとに説明していきます。

1つ目の例:まっちのツイート

転用思考の流れ1

数学において「存在しないこと」を証明するのは難しい(具体的事実)

↓  ↓  ↓

「存在しないこと」を知るのは難しい(抽象化)

↓  ↓  ↓

「可能性がないこと」を知るためには挑戦してみるしかない(転用)

この例では、「『存在しないこと』を証明するのは難しい」という数学における具体的事実から、「『存在しないこと』を知るのは難しい」という一般論に話を広げ(抽象化)、「『可能性がないこと』を知るためには挑戦するしかない」と人生に転用しています。

この「数学の事実→人生の教訓」の流れが転用なんです。

2つ目の例:「SHOWROOM」の起源

転用思考の流れ2

仲良くなった後にオリジナル曲を歌うとよりお金がもらえる(具体的事実)

↓  ↓  ↓

人は「上手い歌」よりも「絆」にお金を払う(抽象化)

↓  ↓  ↓

絆が生まれる仕組みをネット上に作ると、アーティストが自分の力でファンを増やしお金を稼ぐことができるようになる(転用)

前田さんがSHOWROOMを立ち上げた経緯はこのような転用思考によるものです。

前田さん自身の体験(具体的事実)から、人の行動原理に話を抽象化し、それをネットの世界に転用しています。

このように、得られた事実を抽象化し、転用するというステップを踏むことで、発想の転換を行うトレーニングができるんです。

普段の生活や、本の中で、「なるほど」と思う事実に出会えたなら、ぜひこのステップを踏んで転用することにチャレンジしてください。

前田さんの著書である「メモの魔力」では、転用思考の流れを身に付けるためのメモテクニックについても解説されています↓

まとめ

転用思考3つのステップ
  1. 具体的な事実を得る
  2. その事実を抽象化する
  3. 新しいことに転用する

発想を転換させるのって難しいことですが、この「転用思考」のステップを踏んで練習を積んでいけば、確実に鍛えることができます。

ぜひあなたも「転用思考」をマスターして高い発想力を身に付けてください!