この「まっちの勉強ノート」は、
まっち が勉強して実践した内容を

今回は「沈黙のWebライティング」の第2章についてまとめていきます。
第2章の構成は以下のようになっています。

この中でも特に、
⑴商品を選んでもらうためには「USP」が必要
⑵「USP」が決まれば、マーケティングは成功しやすくなる
⑷ユーティリティやツールとして機能しているか
について、事例も交えて触れていきます!
目次
サイトにおける「USP」の必要性
「USP」とは?
「『USP』ってなんなの?」
これは、この第2章で、私が初めに思ったことです 笑
- 「Unique Selling Proposition」の略
- 他の競合にはない独自性のこと
この「USP」は、あなたが商品を売るときにとても重要な意味を持ちます。
なぜならば、ユーザーは可能な限り「良い商品」を買いたいからです。
ユーザーは様々な情報をもとに購入する商品を選択しますが、
その際に、「独自性」がはっきりしている商品ほど強力なアピールができるのです。
「イヤホン」を例に出しましょう。
「イヤホン」を選ぶ基準といえばとりあえずこんなところでしょうか?
- 値段
- 音の拘り
- コードの有無
とまあ、挙げてみましたが、私のような素人にとっては難しい話です。
基準になるのは「値段」くらいで、
あとはどれも似たり寄ったりに見えます。
しかし、ここでApple社のAirPodsの情報をみると、次のような宣伝文句が書いてあるんです。
取り出すだけでお手持ちのiPhoneに接続できます
こんなことを言われたらiPhoneユーザーはAirPodsを選びたくなっちゃいますよね?
これこそが独自性、すなわち「USP」になる訳です。
「USP」を決めるポイント
「じゃあどうやって『USP』を決めたらいいの?」
その答えは以下の通りです。
- 競合に真似されにくいこと
- 競合と同じステージで闘わずに済むこと
(「沈黙のWebライティング / 松尾 茂起」161Pより引用)
「音質の良いイヤホン」だとか
「コードが断線しにくいイヤホン」といったものは、
他の商品でも簡単に真似できてしまうため、
「USP」としては弱い特徴なんですよね。
その点、「Apple商品との連携力が強いイヤホン」というのは
「AirPods」にしかない利点なので「USP」としては合格な訳です。
まっちの「USP」を考える
それでは練習問題として、
私自身の「USP」を考えてみます。
といっても、人間個人の特徴(個性)というものはどれも「USP」としては弱く感じてしまいます。。。
そこで思い出したのが堀江貴文さんの言葉です。
肩書きを掛け算することであなたはレアな存在になり、結果的に価値が上がる。
2017年 幻冬舎出版 堀江貴文 『多動力』33Pより引用
堀江さんは著書『多動力』の中で、
1つの肩書きを極めるのではなく、
「記者」×「編集者」×「ビジネスマン」
といった肩書きの掛け算によって個人の価値を高めることを提案しています。
今回はこの言葉を参考にして、特徴を掛け合わせることで まっち における独自性を考えてみます。
- 極度のめんどくさがり
- ブログを運営している
- 専門は「数学」なので論理的
- 勉強や読書が好き
- 教員免許あり&家庭教師経験あり
挙げてみました。
(「『めんどくさがり』は肩書きじゃない」という意見は受け付けません)
そしてここから編み出した まっち の「USP」はこうです。
「めんどくさがり」×「ブロガー」×「勉強マン」×「教師」
どうですかね?
「めんどくさがり」は性格なので真似ができるのは元々「めんどくさがり」な人だけです。
そこに「めんどくさがり」な性格とは縁遠そうな「勉強マン」や「教師」を付け加えました。
さらに、それを「ブロガー」として発信する。
この記事はその実践になります。
「めんどくさがり」な要素はあまり記事に反映できていないので、今後の課題となりそうです。
しかし、これである程度の独自性が確保できたと思います 笑
「USP」でマーケティングは成功しやすくなる
先ほどは実際に「USP」を決めましたが、
ここでは「USP」を決めるメリットについて話していきます。
- 他社製品との比較ポイントが明確になり、顧客がその商品を選びやすくなる
- いろいろなWebサイトやブログで紹介されやすくなる
- Webサイトのデザインの方向性や、コンテンツの方向性がブレなくなる
(「沈黙のWebライティング / 松尾 茂起」162Pより引用)
①他者製品との比較ポイントが明確になる
1つ目のメリットは、他社製品との比較がしやすくなることでユーザーを増やせることです。
このメリットは「AirPods」のところで話しましたが、
まっちにおいても考えてみます。
例えば、「勉強法」に関する記事でアクセスを増やすことを考えましょう。
そこで、
「めんどくさがりでも出来るブログを使った勉強方法」
という記事を書けば、私の「USP」が発揮されるんじゃないでしょうか。
むりやり詰め込んだ極端な例ですが、「めんどくさがり」な「教師」で、実際に「ブログ」を使って「勉強」をまとめている私ならではの記事にはなりそうです。
すると私と同じように「めんどくさがり」な人には響きやすくなるんですよね。
これが「USP」によって選択されやすくなるというメリットです。
②紹介されやすくなる
2つ目のメリットは、紹介されやすくなることです。
世間にはたくさんのものが溢れているので、
ありふれたものは見向きされません。
また、「過去に同じものを見たことがある」ような商品も興味を持たれにくいです。
そこで、「USP」をはっきりさせ、
「他の商品とはひとあじ違う!」
ということをアピールすることで興味を引きやすくなります。
③方向性がブレなくなる
3つ目のメリットは、サイト運営の方向性がブレなくなることです。
私はこの記事を執筆時点で、ブログ開始から43日が経っていますが、既に方向性には大きなブレがあります 笑
ところが、あらかじめ「USP」を設定しておくことで、
コンパスのように方向を見失わずに済むんですよね。
「方向性がブレない」ことは信頼性や一貫性を高めるので、SEOの観点から見てもプラスです。
ユーティリティやツールとしての機能
「USP」を活用するために必要なことは?
設定した「USP」を活用していくためには、
ユーティリティやツールとして機能しているかどうかが重要になってきます。
先ほど例に出した
「めんどくさがりでも出来るブログを使った勉強方法 」
という記事の中で、
「ブログを書くのにオススメな有料テーマ」
について力説しても、「役にたった」と感じる人はほとんどいないでしょう。
この記事を読むユーザーは「勉強方法」を求めているので「テーマ」についての話に興味はありませんし、「有料」となると「勉強方法」としては非常に重たいですよね。
(無料のブログサービスを提案するとユーティリティに繋がるかも知れません)
それでは、ユーティリティ性をあげるためにはどうすればよいのでしょうか?
検索ユーザーを満足させる
それは検索ユーザーを満足させることです。
前回に当たる【第1回】を読んで下さった方は聞き覚えがあるかも知れません。
以下は【第1回】で勉強した内容の復習です。
- 検索ユーザーが今まさに抱えている「悩み」や「質問」に対して、「的確な答え」を返しているコンテンツ
- 検索ユーザーが抱えると思われる「悩み」や「質問」を積極的に取り上げ、「先回り」して答えを返しているコンテンツ
- ほかのサイトと同じ情報を扱っていても、どこよりも素早く答えがわかるコンテンツ
- ほかのサイトと同じ情報を扱っていても、どこよりも見やすい、わかりやすいコンテンツ
- ほかのサイトと同じ情報を扱っていても、どこよりも信頼できるコンテンツ
- どこよりも情報が新しいコンテンツ
(「沈黙のWebライティング / 松尾 茂起」91P より引用)
↓前回の記事はこちら↓
「SEO」をするにしても、
「USP」を活用するにしても、
結局ユーザーの利便性が大事だということです。
「めんどくさがりでも出来るブログを使った勉強方法 」
という記事ならば、「有料テーマ」の解説は置いといて、
「勉強方法」という内容に集中する必要があるんです。
今回の学び
「USP」を定めることがマーケティング成功のカギ!
今回はマーケティングで成功するために、「USP(独自性)」について学びました。
次回は第3章の「読みやすい文章」についてまとめます。