この「まっちの勉強ノート」は、
まっち が勉強して実践した内容を

今回の教本はこちら、「沈黙のWebライティング」です!
こちらの「沈黙のWebライティング」はWebライティングの基礎を学ぶための本として、よくオススメされているので、
「表紙はみたことある!」
という方も多いと思います。
この本の特徴はなんといっても
Webライティングの基礎を
ストーリー形式(漫画チック)でまとめている
という点にあります。
ストーリー部分は公式サイトで無料公開されているので、興味のある方はぜひ目を通してみて下さい。
この「沈黙のWebライティング」は、ストーリー形式を採用している都合で冊子がとてもごついんですよね(ページ数は630以上もあります)。
しかし、ストーリー形式ならではの大きな利点もあります。
- 読書が苦手でも読みやすい
- 記憶に定着しやすい
これから何回かに分けて、この「沈黙のWebライティング」で勉強したことをまとめていこうと思います。
今回は第1章の内容についてです。
第1章のテーマは、
「SEOを意識したコンテンツを作るカギ」
で、構成は以下のようになっています。

この中でも特に、
について重点的に話していきます。
目次
アクセス数を伸ばすにはSEOが必要
SEOとは「検索エンジン最適化(Search Engine Optimization)」の略語で、検索エンジンに合わせてサイトを調整することを指します。
そして、サイトのアクセス数を伸ばすためにはこのSEOが重要なんです。
その理由は2つあります。
- そのコンテンツ(情報)を求めている人を集客しやすい
- 継続して集客できる
①そのコンテンツを求めている人を集客しやすい
1つ目の理由は、そのコンテンツを求めている人を集客しやすいことです。
サイトへのアクセスを増やす方法は、新聞や広告を利用したり、TwitterなどのSNSを活用したりと様々なものがあります。
その中で、SEOを行うメリットとはどういったものなのでしょうか?
SNSなどを通して訪れたユーザーは
「どんなサイトなんだろう?」
という関心によるアクセスが主なので、すぐにブラウザバックされる可能性も高いです。
次に、検索エンジンの特徴を思い出しましょう。
検索エンジンを利用するのは「何か知りたいことがある」人が多いですよね。
私も検索エンジンを利用するのは、「必要な知識」や「解決したい問題」があるときです。
このようにSEOによってサイトに訪れてくれるユーザーは、そのサイトに含まれた情報を求めてアクセスしています。
従って、他の方法と比べてSEOは、濃いユーザーを集めやすくサイトをよく見てくれるアクティブなユーザーを集めやすいんです。
②継続して集客できる
2つ目の理由は、継続して集客できることです。
広告やSNSによる集客は1時的なものですが、SEOは違います。
検索順位の変動はもちろんありますが、うまく最適化を行い順位をキープすることができれば、継続して集客をすることができます。
Google の方針
次にSEOを行うに当たり重要な Google の方針について見ていきましょう。
Google の方針が重要な理由は、
「検索エンジン市場におけGoogle のシェアは90%を越えている」
といわれているからです。
ですので Google を理解することがSEOを理解することに繋がるんです。
Googleのガイドライン
以下はGoogleが「ウェブマスター向けガイドライン」で公表している、
Googleに評価されやすいサイト設計のコツ
についての記述です。
基本方針
・検索エンジンではなく、ユーザーの利便性を最優先に考慮してページを作成する。
・ユーザーをだますようなことをしない。
・検索エンジンでの掲載位置を上げるための不正行為をしない。ランクを競っているサイトや Google 社員に対して自分が行った対策を説明するときに、やましい点がないかどうかが判断の目安です。その他にも、ユーザーにとって役立つかどうか、検索エンジンがなくても同じことをするかどうか、などのポイントを確認してみてください。ウェブマスター向けガイドライン(品質に関する … – Google Support
・どうすれば自分のウェブサイトが独自性や、価値、魅力のあるサイトといえるようになるかを考えてみる。同分野の他のサイトとの差別化を図ります。
これを読めば、Googleがユーザーの便利を最優先に考えていることがわかりますよね。
こういったGoogleのユーザーファーストな視点は
「Googleが掲げる10の事実」
を見ることでもわかります。
「Googleが掲げる10の事実」
以下は「Googleが掲げる10の事実」からの抜粋です。
① ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
② 1 つのことをとことん極めてうまくやるのが一番。
③ 遅いより速いほうがいい。
④ ウェブ上の民主主義は機能する。
⑤ 情報を探したくなるのはパソコンの前にいるときだけではない。
⑥ 悪事を働かなくてもお金は稼げる。
⑦ 世の中にはまだ情報があふれている。
⑧ 情報のニーズはすべての国境を越える。
⑨ スーツがなくても真剣に仕事はできる。
⑩ 「すばらしい」では足りない。
Google が掲げる 10 の事実
この中でも特にサイト運営者が重要視するべき事実は1つ目の
「ユーザーに焦点を絞れば、
他のものはみな後からついてくる。」
です。
例えば、ブログではよく広告を貼ります(私のブログでも貼っています)が、様々な貼り方があります。
その中でも無理矢理ユーザーにクリックさせる方法も存在しています。
ですが、そういった広告はユーザーにとっては邪魔なことこの上ありません。
Googleは、そういった「ユーザーの利便性を損なう行為」に対して、厳格な姿勢を貫いています。
ですので、SEOで良い結果を出すためには、
Googleのようにユーザーの利便性を第一に考えたサイトを作りましょう。
ユーザーにとっての利便性
それでは「ユーザーの利便性」とは何を意識すればいいのでしょうか?
「サイトのデザインがまとまっていて見やすい」
「ページ移動がしやすいサイト構造になっている」
これらはもちろん「ユーザーの利便性」に繋がるため重要なことですが、SEOにおいて最も重要なことは、「ユーザーの検索意図」を把握することです。
検索意図を把握する
SEOによってアクセスが増えるのは、知りたいことのある「検索ユーザー」です。
そして「検索ユーザー」は、サイトデザインやサイトの構造よりも、「悩み」や「質問」が解決されることを重要視しています。
従って、SEOにおける「利便性が高いコンテンツ」とは、以下の条件を満たしたものになります。
- 検索ユーザーが今まさに抱えている「悩み」や「質問」に対して、「的確な答え」を返しているコンテンツ
- 検索ユーザーが抱えると思われる「悩み」や「質問」を積極的に取り上げ、「先回り」して答えを返しているコンテンツ
- ほかのサイトと同じ情報を扱っていても、どこよりも素早く答えがわかるコンテンツ
- ほかのサイトと同じ情報を扱っていても、どこよりも見やすい、わかりやすいコンテンツ
- ほかのサイトと同じ情報を扱っていても、どこよりも信頼できるコンテンツ
- どこよりも情報が新しいコンテンツ
(「沈黙のWebライティング / 松尾 茂起」91P より引用)
そしてこれらの条件を満たすためには「ユーザーの検索意図」を把握することが必須条件です。
「検索意図」に関して有名なドリルの話があります。
「ドリルを求めている客が本当に欲しいのは、
ドリルではなく、ドリルで作る穴だ」
というものです。
「検索意図」を把握できていないと「ドリル」をひたすら売ってしまう訳です。
各種サービス
「じゃあどうやって検索意図を理解するの?」
そういう方のために、便利なサービスが存在しています。
初心者には難しい?
さきほど挙げたサービスはどれも便利なのですが、
使いこなすのがとても難しいです(初心者目線)。
例えば、キーワードプランナーは検索ワードのボリューム(実際にどれくらいの人が検索しているのか)もわかるんですが、ボリュームも参考にして記事を作ろうと思っても内容が浮かんでこないんですよね。
そこで初心者にオススメなのが、
関連キーワード取得ツールを利用して、
「過去の自分」に向かって記事を書くことです。
関連キーワード取得ツールは扱いが簡単ですし、
「過去の自分」の悩みならばとても良くわかるので「検索意図」に沿った記事を作成することができます。
そして余裕が出てきた段階から、
他のサービスを使ってみたり、
上位のライバルサイトを分析したりと
「検索意図」把握の選択肢を増やしていきましょう。
今回の学び
Google の方針に従って
ユーザー目線でコンテンツを作ることが
SEOで結果を出すためのカギ!
今回はSEOを攻略するために「Google の方針」について学びました。
次回は第2章の「USP(独自性)」についてまとめます。
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