- 「インプット」と「アウトプット」の意味を知りたい
- 「インプット」と「アウトプット」の重要性を知りたい
- 勉強の効率を上げたい

あなたはどのように勉強をしていますか?
勉強はただやればいいものではありません。
「テストの点数を上げる」
「仕事に必要な知識を習得する」
こういった目標を達成するためには、「インプット」と「アウトプット」を活用した実践的な勉強を行う必要があるんです。
今回の記事では、勉強における「インプット」と「アウトプット」について解説します。
目次
「インプット」と「アウトプット」の意味
まずは
「『インプット』と『アウトプット』って何?」
という質問に答えていきます。
「インプット」の意味と例
「インプット」の辞書的な意味はこちらです。
精選版 日本国語大辞典の解説
① 電気回路に与えられる電気信号。コンピュータでは、情報をデータとして与えること。入力。⇔アウトプット。
② 産業部門、企業、機械などの、ある機構に、ある目的のために投入した原材料、労働力、情報など。⇔アウトプット。
③ 比喩的に、知識や情報などをつめ込むこと。
インプットとは – コトバンク
これらの意味のうち、勉強をするに当たって使われる「インプット」の意味は3つ目の
「知識や情報をつめ込むこと」
になります。
この3番目の意味の「インプット」は、学校や塾などでよく行われています。
- 授業を聴く
- 教科書を読む
- 暗記をする
こういったものが「インプット」と呼ばれるものです。
この「インプット」の具体例を見て
インプット=勉強
と思ってしまう人は多いんじゃないでしょうか?
しかしそれは間違いで、
正しくは、
インプット+アウトプット=勉強
なんです。
「アウトプット」の意味と例
「アウトプット」の辞書的な意味はこちらです。
とっさの日本語便利帳の解説
成果物、結果。そのもの自体は完成した書類であったり、契約の成立であったり、会議用の資料であったりと様々。
アウトプットとは – コトバンク
インプットの本来の意味の「入力」に対して、
アウトプットの本来の意味は「出力」です。
まとめると、「アウトプット」は
「インプット(入力)によって得た知識から成果物を作ること(出力)」
を指します。
「アウトプット」の具体例は以下の通りです。
- 習ったことをノートにまとめる
- 覚えたことを使って問題演習をする
- テストをする
上の例ではノート、問題演習(解答)、問題が成果物に当たります。
そして勉強においては
インプット(授業など)
↓ ↓ ↓
アウトプット(テストなど)
という1連の流れによって、学んだことを活用できるようになるんです。
インプット:アウトプットのバランス
アウトプットと記憶の関係
「どうして勉強はアウトプットが大事なの?」
その答えは
記憶を定着させるのにアウトプットが必要だから
です。
脳には記憶を整理する機能が備わっています。
人間が生きていくために必要な記憶とそうでない記憶を選別してくれる優秀な機能です。
その脳の機能では、使わない記憶は消去(忘却)するようになっているんです。
あなたは一昨日の晩御飯を覚えていますか?
1週間前の晩御飯はどうですか?
多くの人は覚えていないと思います。
何日も前の晩御飯の記憶なんて、使う機会がほとんどないですよね?
このように使われない記憶は忘れてしまうんです。
逆にいえば、
覚えたいことは必ずアウトプットして使う必要があるんです。
勉強における正しいバランス
多くの学生の行うアウトプットというのは、
せいぜい宿題やテストくらいです。
しかし、それだけではアウトプットの量が足りません。
コロンビア大学の心理学者の実験結果によると、
インプットとアウトプットの理想的な比率は3:7だそうです。
単純計算をすると、
授業ノート3ページに対して
まとめノートは7ページ書く必要があるということです。
「こんなに量をこなすのは無理だ!」
という方は下の記事も読んでみて下さい。
この記事では、オススメの勉強法としてネットを利用したアウトプットについて書いています。
- LINEなどのクローズドなSNSで友人に教える
- ツイッターなどのオープンなSNSに投稿する
- ブログに記事として投稿する
まとめ
- インプットは、知識や情報をつめ込むこと
- アウトプットは、知識を使って成果物を作ること
- インプット:アウトプット=3:7
私も中学生の頃はインプット中心の勉強をしていて、成績が伸び悩んでいました。
しかし、アウトプットを意識するようになってからは、勉強時間に比例するように結果が出始めたんです。
あなたの勉強したことを無駄にしないためにも、
「インプット」と「アウトプット」をセットにした勉強をオススメします!